ていおん!

Anova precision cookerを使った低温調理の話をします

本日の低温調理(2019/12/14)

お久しぶりです。

新しいギアを買いました。マルチ調理機能つき炊飯器です。

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こんな感じ。ヤフオクで送料込みで1500円。

一升炊きなので釜がでかい。でかいことはいいことです。

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本来ならスノコとかついてるらしいんですが、本体と釜しかないので、底に皿敷いて豚肩ロースを放り込んで見る。

300gちょいのブロックでしたけど容量的には余裕ですね。500g2個くらいなら余裕っぽいな。

ただ、63度に設定したのに湯温は60.5℃くらいにしかならなかったです。このあたりは適宜キャリブレーションが必要。
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俺焼き目つけるの完全に上達してきましたね。

 

正直いうと、低温調理する用途で購入する場合、メリットは価格の安さしかないと思います。

設定温度ガバガバだし、釜のサイズより小さいものしか入らない。Anovaならもっとデカい肉平気で行けますし。あと邪魔。置場所に困る。しまえないし。

 

じゃあこういう使い方はどうよ、という話。f:id:oreteke:20191216090751j:image

冷凍庫に放り込んでおいたn番出汁の昆布をぜんぶぶちこんでなみなみまで水張って63℃で2時間。

 

Anovaで出汁引こうとするとだいぶめんどくさいんですよ。

まずAnovaを洗うのがダルい。カバー外してファンとかヒーターとかブラシで擦んないとだめ。めんどくさい。

じゃあなんかの器に入れて湯煎すればええやんってなるんですけど、あんまり水位低いとAnovaが怒るし、水位高くすると湯煎してる器の中にお湯が混入しそうになるし、ジップロックはさほど容量大きくないし、そもそも水パンパンに入れたときの対過重平気なの? ってことになってくる。

その点炊飯器は洗うのが楽。せいぜい釜と蓋ですからね。頻繁に洗うことを想定して作られてる機械は強い。

釜を直接加熱してるから湯煎特有の心配もないし、低温で出汁引くのにうってつけの要素しかないんですよね。

ただ、いかんせん一升炊きなので、昆布だしはアホほどできる。これは使用者の問題で、なんでも鍋の容量全開で作ってしまう病気に罹患しているせいです。つける薬はありません。お大事に。

 

マルチ調理機能つき炊飯器、旧サンヨーの製品を探すことになるので入手性が悪く、できることは限られますが、出汁引いたりスープ作ったりするのには最適だと思います。あと軽率に8合くらい米を炊けるのも熱いと言えば熱い。

次は鶏ガラやってみようかな。どのくらい入るのかわからないですが…。