ていおん!

Anova precision cookerを使った低温調理の話をします

低温調理ブログ、始めます

低温調理という言葉を目にする機会が多くなってきました。


細かい理屈はいろいろあるのですが、
- 肉が固くなるのはタンパク質の熱変成によるものだ
- 熱変成を起こす温度まで上げなければ肉は柔らかくしっとりと仕上がる
- ミオシン(50℃で変成が始まる)はいいけどアクチン(65.5℃で変成が始まる)はダメ
という点を押さえておけばとりあえずはOKだと思います。


これを実現するのが低温調理です。
キッチンにスチームコンベクションオーブンとかある人は別ですが、
一般家庭ではポリ袋に食材を入れて、断熱効果の高い空気を限りなく抜いて、湯煎するのが手軽だと思います。
(というか、業務用調理器具であっても湯煎で低温調理をする器具もあります。ジビエ一番)
炊飯器の保温モードとか、ヨーグルトメーカーとか、実現方法はいろいろあるんですが、
ぼくの場合、Anova Precision Cookerを買っちゃいました。

ぼくはWi-fiモデルを買いました。
プレオーダーだったので40ドルのディスカウントがあり、150ドル弱+送料でした。
送料は確か20ドルか30ドルくらいだったと思います。
安くはないですが、最近はほぼ毎週末、何らかの食材を低温調理しているのでいい買い物だったと思っています。
ちなみにBlueToothモデルもありますが、基本機能はたぶんほぼ一緒です。
Anova Precision CookerはiPhone/Androidのアプリから操作できるのですが、
BlueToothモデルはスマホBlueTooth経由で通信することができ、
Wi-fiモデルはスマホBlueToothか、Wi-fi経由で通信することができます。
外出先から任意のタイミングで低温調理をスタートさせたい人にはWi-fiモデルをお勧めします。いるのかな、そんな人。


このブログはぼくの低温調理の記録と、そのとき思ったことの備忘録と、ささやかな飯テロのために作られました。