ていおん!

Anova precision cookerを使った低温調理の話をします

本日の低温調理(2016/02/28)

24時間経過したので、引き上げてみました。
f:id:oreteke:20160228193433j:image

低温調理で肉の塊を処理した場合、表面に焼き目をつけることで香ばしさを付加して旨さを増す、というのが定番です。
通常はフライパンで焼き目をつけるのですが、今回は、タレに漬け込んでいるので、フライパンだと焦げそう…。

ということでガスバーナーをつかいました。
オーブンの天板に、事故防止と掃除を楽にするために水を張っておいて、ガスバーナー!

f:id:oreteke:20160228193731j:image

仕上がりです。思ったより真っ黒。醤油の色なんだか焦げなんだか

f:id:oreteke:20160228193812j:image

カットします

f:id:oreteke:20160228193832j:image

盛り付け例。色が低温調理にしては無難というか、そんなに赤くないです。付け合わせはオニオンスライスにしてみました。

f:id:oreteke:20160228193908j:image

食べてみると、フカフカとした食感。これは低温調理のそれではないですね。
やっぱり調味液のせいで脱水が進んでいる感じです。これだと低温調理のメリットがない感じ。
低温調理で味を最初から入れてチャーシューみたいな感じにしようとすると、チャーシューと同じ漬けダレレシピでは濃すぎるようです。
もう少し塩分濃度を薄くして、糖分も少し入れた方がいいかも。
バーナーはいい感じでした。焦げ風味が付加されて凄く風味がいい。味付けなしの肉でもまた試してみたい。

課題を感じますが、自家製チャーシューとしては普通に旨いです。これが自宅ラーメンに乗ってたり、自宅チャーハンに混ざってたらテンション上がる味。
ただ、まだまだポテンシャルはあるはず。
低温調理してから漬けダレに漬けて、冷やしながら味を染ませた方がいいのかもしれない。
成功とは呼べないものの、可能性を感じる出来映えでした。またトライします。